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老子

「柔らかくて硬い」

禅問答のようで、何だか分からないという方のために、古代中国の思想家である老子を紹介します。

老子は紀元前5世紀くらいの人です。

いまから2500年くらい前の人ですね。

この時代には孫子という人がいますが、この二人は私のお気に入りです。

あんまり古いので、実在が疑われたりしていますが、その考え方は現代にも通用する部分があります。

でも難解といわれていて、さらに分からなくなるかもしれません。

いくつか書き出します。

これが真理だと口にしたところで、それがトータルで絶対的な真理ではありえません。

何かある物を名付けてみたところで、すべては変化の中のひとつの過程に過ぎません。

人は生まれた時は柔軟だが、死ぬ時は堅くこわばっています。

動植物も命が生き生きとしている時は、柔らかくしなやかだが、死んでしまうと干からびて枯れてしまいます。

柔らかさは生の仲間ですが、堅さは死の仲間であり、軍隊もしなやかさを失えば戦に負け、風に逆らう強木も同じ運命にあります。

大きく堅いものは下方に属し、優しく柔らかなものが頂点に属します。

世界に水より柔らかいものもないですが、堅きを打ち負かすに水に勝るものはなく、また水に代われるものは何一つないです。

しなやかさが頑なさに勝ち、柔よく剛に勝ることは誰でも知っているが、しかしあまりにも実践に移す者が少ないです。

んー。

私はこの病気の検査のときに薬があわなくて、2回ほど危険な状態になりました。

すぐに別の薬を打ってもらって、死なずにすみましたけれど。

医師という職業の方は人の命を奪うほどの力があるからこそ、人の命を救うことができる、と感じました。

力というのは使いようです。

選択肢は複数あったほうが、物事には柔軟に対処できます。

人を取り囲んでいる環境というのは、常に同じではありません。

正反対の性質を兼ね備えていたら、状況に応じて自分を変化させて、変化する状況に適応させることができます。

制限の大きな状況に陥ったことで、よりしっかりした制御が身に付いたりします。

「だからこそ」という言葉をつけたしてみると、なんとなく分かるかもしれません。

物事の両極端というのはリンクしている=つながっている、ということはよくあることです。

Jp29

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