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セラピー/therapyって何ですか?

もともとセラピー(therapy)という言葉には、

薬や外科手術を用いない治療、物理療法、理学療法、治療効果、緊張をときほぐす治療

といった意味があります。

Progressive English-Japanese Dictionary、ジーニアス英和辞典より)

精神的・心理的なセラピーは、本当はpsychotherapyと言います。

セラピーの中には色んなテクニック、技法があります。

ものすごくおおざっぱに言うと、ヒトの身体の中には体液が循環していて、弱い電気が流れていて、動かせば体液の循環の助けになり、自分で動こうとすれば神経と筋肉に電気が流れます。

体液が循環しないと身体に良くないです。

体液を循環させるには自分で動けることが一番良いです。

これを何とかして助けよう、というのがセラピーなんじゃないかな、と今の時点では思っています。

医師や看護師ができるのは観血的治療、つまり血を観る治療で、注射をしたり、医師ならばメスで身体を切ることができます。

それにプラスして医師は薬を処方できます。

セラピストはこういうことはできません。

具体的にどう違うのかというと、

例えば血液が酸性かアルカリ性かの正常値(酸-塩基平衡)は、7.40±0.05pHで、この値からずれてしまうとそれは大変なことになるそうです。

こういうことに対処できるのは医師や看護師です。

生命の危機、というやつですね。

例えば膝がケガなどで硬くなってしまって、膝の曲がる角度が少なくなってしまった。

でも膝の曲がる角度が20°少なくなったからといって、死にゃせんです。

でも生活する上で色々と困ることが出てきます。

こういうことはセラピストの出番です。

曲がるようになるかも、知れません。

でも手術しないと曲がるようにならない、という場合もあります。

そのときはやはり医師の出番です。

セラピーに限ったことではありませんが、一人一人に出すべきオーダーは変わってきます。

本当におなかが減ってるときには、塩かけおにぎりでもおいしいものですし、本当に喉が渇いた時に飲む水は、ただの水でも生き返る心地がします。

喉が渇いている時に欲しいのは水で、コッペパンや焼き芋じゃダメですよね。

患者さんにとってセラピーは食事のようなもので、そういうものでいいと思います。

セラピーが調理された食べ物=料理だとすると、セラピストは料理人+給仕ということになるでしょうか。

口に入るものには細心の注意を払うように、患者さんに触れるのにもにもやはり細心の注意が必要です。

だから本当に困っていることに対するセラピーは、基本的な手技で関節を動かしてやるだけでも患者さんにとってすごく意味があります。

でも、セラピーというのは注射針のような特殊な道具が必要なわけではありません。

食事は自分で作ったり、母親やたまには父親が作ったりするように、日々の生活の中にあるものです。

セラピーも正しい知識と手順を踏めば、誰にでも可能な、決して敷居の高いものではないです。

一番大事なのは気持ちと、正しいテクニックを学ぶことを厭わない姿勢だと思います。

生き物にはもともと特定の栄養素が不足している場合、その栄養素を含む食物への好みが生じる、という能力があります。

これは特殊飢餓といいます。

例えば、クル病の徴候がある乳児に様々な食べ物を自由に摂取させると、ビタミンDを多く含む肝油を好んで治してしまった、という報告があります。

これをネズミで実験したものをカフェテリア実験といいます。

(参考図書『キーワードコレクション 心理学』p211-212)

何かが自分の身体に足りない、ということは本能的に分かる能力が、人の身体には備わっています。

セラピストが必要な時、というのは自分がどう動かしたらよいか分からない時、どう動いているか分からない時、力が入らない時、力が入りすぎる時、こういった時に必要になってくると思います。

セラピーの一番の問題は、効果があるかどうかです。

他人が今どう感じているか、という感覚は直接感じることはできません。

だから色んなデータを取って、クライアントさんの表情や変化を感じ取りながらセラピーを進めることになります。

私は両手が悪くなってしまいましたので、カラダを扱う職人としてはもうダメです。

それでもおいしい料理を出せる方法はあります。

それは素材のよさを生かすことです。

素材がよければ、あまり手を加えずとも料理はおいしいものです。

素材は、私たちの身体そのものです。

これから書いていく話は、素材はいいものを取り揃えている、と自分では思っています。

私の強みは、このセラピーの効果に対して、直接味見ができる、ということです。

KTSという病気に対して特別に組み上げています。

全国にどれくらいこの病気の方がいるかは分かりません。

何万人かに一人の病気でも、この国には少なくとも何百人かの患者さんがいると思います。

ここに書いていくことが効果があることを願って止みません。

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